中国の方に中国料理をごちそうになった時、「好吃(おいしい)!」しか感想を言えない方も多いんじゃないでしょうか。
「濃くがあって」とか「口の中でとろける」とか「ほっぺたが落ちる」とか言えるようになったら中国語の表現の幅がどんどん広がりますよ。全く同じ意味の中国語はないですが、料理の感想にはいろんな言い方があるので覚えてくださいね。
言われた方も、絶対喜びます。それでは、中国のグルメレポーターなどもよく使う料理の感想の中国語表現をご紹介します。
料理の感想で使える中国語表現まとめ
鲜美(xiān měi)
「好吃」以外によく使う「おいしい」という意味の単語です。「好吃」しか知らなかった方は「鲜美」も使ってみてください。中国語中級者に仲間入りです。
例:这个汤很鲜美
香喷喷 (xiāng pēn pēn)
「良い香り」という意味です。おいしそうな良い香りがしてきたらこの「香喷喷」が使えます。出来たての料理が運ばれてきたときなんかに使ってみるといいですよ。うちに帰ったらカレーの良い匂いがしてた時とかも。
例:饭菜香喷喷
软糯(ruǎn nuò)
「とろとろ」の意味です。よく煮込んでとても柔らか~いとろとろのお肉なんかにつかいますね。
例:软软糯糯的肉
浓郁(nóng yù)
「濃い」という意味です。「浓厚(濃厚)」でもいいですよ。フカヒレとかカニ味噌とか濃厚な中華料理が食べたいです。
例:很浓郁的汤
酥脆(sū cuì)
「もろもろ、さくさく」という意味。パイとかクッキーとかですね。
例:吃起来很酥脆
香脆(xiāng cuì)
「ぱりぱり、ぽりぽり、さくさく」。香ばしさとさくさく感を表します。ピーナッツとかポッキーなんかがそうですね。
例:香脆的花生米
多汁 (duō zhī)
「ジューシー」。ジューシなりんごとか、ジューシーな餃子とかです。
例:又鲜美又多汁的苹果
色香味惧全(sè xiāng wèi jù quán)
色も香りもすべてそろっている完璧な料理だって意味です。会席料理とかフルコース料理なんか見たときに使えますね。
例:真是色香味惧全
很特别(hěn tè bie)
口に合わないときは、「変わった味だね」という感じで使えます。直接まずいとはさすがに言わないほうがいいですよ。
例:很特别的口味
いかがでしょう。うまく料理の感想を言えるようになったら、良いコミュニケーションにもつながります。ぜひおぼえておきましょうね。中国人の奥様がいる方はとくに。
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