中国に荷物を送りたいときどうやって住所を書けばいいか悩むことってありますよね。漢字でいいのか、抜けているところはないかなど初めての場合は困ってしまいますね。
でも、ポイントだけ抑えておけば心配はいりません。本日は中国語の住所の書き方をご紹介します。
住所は漢字を使おう!
まず中国へ荷物や手紙を送る場合は漢字を使いましょう。配達員は中国人のため英語のアルファベットだと分からないこともあります。スムーズに相手に荷物を届けるためにも中国語で書いてください。
住所の書き方
住所の並びは日本と同じ。
- 郵便番号
- 国(中国)
- 省
- 市、町、村
- 建物名、部屋番号
- 受取人
この順番です。横書きで書きます。
郵便番号
郵便番号は6桁です。書かなくても大概届きます。分かっていれば書きましょう。
国(中国)
中国も書いても書かなくても良いですが、日本国内で仕分ける人が分かりやすいので書いておくと親切です。
省
中国には22の省、4つの直轄市、5つの自治区があります。直轄市、自治区の場合は省はつきません。
直轄市は北京市、上海市、重慶市、天津市の4つ。
自治区は、チベット自治区、新疆ウイグル自治区、広西チワン族自治区、内モンゴル自治区、寧夏回族自治区の5つです。
市町村、番地
厳密には日本と同じような行政区分はなく、中国はより複雑な構成となっています。直轄市、自治区、省の間でも区分の仕方が異なります。ここは、相手から教えてもらった住所を素直に書いておきましょう。
- 北京市〇〇区〇〇街道
- 江蘇省蘇州市〇〇区 〇〇鎮
- 新疆维吾尔自治区 乌鲁木齐市〇〇区〇〇街道〇〇街〇号
- 江蘇省 南京市 〇〇区 〇〇街道 〇〇路〇〇号
などが一般的です。
建物、部屋番号
中国はマンション、アパートが多いので建物、部屋番号を書くことも多いですね。棟や楼、座、単元、室などを使って表します。
- 5号楼3単元101室
- E棟205室
- 発展大厦C座1803
中国では荷物を働いている会社で受け取ることも多いので、会社名や建物名で終わることもよくあります。覚えておきましょう。
受取人
一番最後に受取人の名前。男性の場合は「先生」、女性の場合は「女士」と敬称をつけます。敬称をつけずに名前(フルネーム)だけでも問題ありません。
その場合は「收」とつけましょう。日本語の「収」とは微妙に違うので注意。
- 李先生
- 劉女士
- 習遠平收
いかがでしたか。中国語の住所の書き方はそれほど難しくありませんが、慣れない方は漢字を書くほうが難しいかもしれませんね。
中国語で荷物や手紙をおくる際はぜひ参考にしてください。
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